Chiharu MK

札幌出身。フランス・GRMで電子音響音楽を学ぶ。
ピアノの繊細な世界と、電子音響の先鋭的サウンドを融合させた独自の世界を構築する。
"out of the concert hall" をコンセプトとしたライブ・シリーズを展開し、「モエレ沼公園ガラスのピラミッド」「横浜三渓園・旧燈明寺本堂」「おたる水族館」「白老トビウの森」「香港-Arts Centre」etc.でライブを行う。
2007年リリースの1st Album「piano prizm」は発売直後から話題となり、国内大手ショップ レコメンドNo.1ディスクに、ヨーロッパ音楽誌「BLOW.UP」では"CAGE'N' GLITCH"と評される。"Kodama_2nd" はIMEB記念事業としてフランス国立図書館に保存されている。
2nd Album「waterproof」は水中マイクhydrophoneを使用し制作され、フランス・ヌーヴェルダンスのカリーヌ・サポルタ(Karine Saporta)、デザイナーsunao kuwahara氏などから賞賛される。
3rd Album「blue flow」は波紋音奏者・永田砂知子女史とのコラボによるもので、神威岬のフィールド・レコーディングを基に「波紋音のコンチェルト」となるシンフォニック・サウンドを構築した。オランダ「Vital Weekly」のレビューでは「深く瞑想するかのような素晴らしい音楽、全ての季節に馴染んでいくであろう。耳から伝わってくる音の風景のようでありながら、そこにはほとんど宗教的ともいえる性質が備わっている。」と評される。
2018年 HongKong ArtsCentre / 香港アートセンター40周年記念企画で開催された「Sound Forms 2018 - A Festival of Multi-Channel」CMHKで 特別ゲストとしてclosing stageを務める。
2020年にはアジアン・カルチュラル・カウンシル のグラントで中国・麗江のアーティスト・イン・レジデンスに参加。
その翌年、イギリス・ロンドンのアートラボ IKLECTIK からの委嘱による新作「PARAMNESIA 2020」をZAPTプロジェクト「NUMBERS MUTTER 121」にて発表。
独学で映像制作も始める。2022年制作した短編ダンス映画「re:vive」が国際ダンス映画祭「DANCE CAMERA PANDEMANIA」に選出される 。
そして同年、テュルキエで開催された「Istanbul International Improvisation Dance Festival」にて正式上演されるなど。etc.


Born in Sapporo, Japan.
First approaches to electroacoustic music at the GRM, and to audio spatialisation and to playing Acousmonuim at the FUTURA in 2002.
She creates her own unique world by fusing the delicate world of piano with the radical sounds of electroacoustics.
The first album "piano prizm" released in 2007 became a hot topic immediately after its release, and was recommended as the No. 1 album by a major Japanese store and reviewed as "CAGE'N'GLITCH" by the European music magazine BLOW.UP.
"Kodama_2nd" was preserved in the Bibliothèque Nationale de France as a commemorative project of IMEB.
Since then, she has released the albums "waterproof", "blue flow", and "pure culture", all of which have been highly acclaimed.


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